2010年 甲賀健康医療専門学校卒業・柔道整復師免許取得
2016年 履正社医療スポーツ専門学校卒業・はり師・きゅう師免許取得
2016年 ほんわか鍼灸整骨院勤務
2017年 株式会社Axis執行役員就任
2018年 骨盤LABO日野店勤務
2018年 骨盤LABO野洲店勤務
2019年 骨盤LABO東雲店勤務
2020年 株式会社Axis取締役就任
現在 骨盤LABO日野店勤務
2024年2月29日
投稿者:骨盤LABO 院長 三崎隆治
人間は血流が滞りなく流れることで、筋肉や臓器など体のすみずみまで酸素をはじめとした栄養をいきわたらせています。その血流が何らかの原因によって滞って流れが悪くなると、脳は痛みなどの症状を発生させ、さまざまな体調不良につながってしまいます。今回は血流が悪くなる原因と血行改善のセルフケアについてご紹介いたします。
血管は、心臓から出て酸素や栄養を運ぶ動脈、老廃物を受け取って心臓に戻る静脈、動脈からの栄養を渡し老廃物を回収する毛細血管の大きく3種類に分けられます。血管の壁はホースのように弾性があり、動脈と静脈では3層、毛細血管は1層から成り立っています。静脈は動脈より壁が薄く弾性も弱いですが、逆流を防止する弁がついているのが特徴です。毛細血管はとても細いため、年齢などで衰えると消えてしまうゴースト血管があります。ゴースト血管が増えると血液がすみずみまで巡らないので血行が悪くなり、痛みやコリといった症状を引き起こしやすくなります。
血流の良し悪しは血管の弾力性と流れる血液の状態に左右されます。動脈は心臓から勢いよく出てきた血流を受け流すために血管壁が分厚く弾力性に富んでいます。ですが、脂質や糖質を多く含んだいわゆるドロドロの血液によって内壁が狭まってしまうと血流が悪くなるため、心臓は血流量を下げまいと血圧を高くして血管壁に負担をかけてしまいます。高血圧を放置したまま血管壁に強い負荷がかかり続けると次第に古くなったゴム製品のように固くもろくなってしまうのです。
血流が悪くなると新鮮な栄養が運ばれず、不要な老廃物が溜まったままになってしまいます。老廃物が溜まって神経が刺激されると、脳から発痛物質が生成されてしまい、肩こりや腰痛をはじめとしたさまざまな痛みの原因になるのです。
以上は血流が悪くなると現れやすい症状なので、2つ以上当てはまる方は血の巡りが悪くなっている可能性が高いとされます。他にも、目のかすみや耳鳴り、肌の乾燥、抜け毛、頻尿、便秘、生理痛がひどいといった症状も血流の悪さから起こりやすい症状なので、自覚症状があればストレッチなど軽い運動をしてみたりやお風呂に浸かる、食生活を見直してみたりと日頃からの血行改善を意識してみましょう。
血流は心臓のポンプと手足などの筋肉の動きによって流れがつくられています。特にふくらはぎは第二の心臓と言われるほど筋ポンプ作用が強く、重力に逆らって足から心臓に血液を戻すのに重要な筋肉です。ですが、デスクワークや運動不足などで筋肉の動きが少ないと血流が悪くなって老廃物や余分な水分が滞ってしまい、足のむくみや冷えにつながってしまいます。また、男性より女性の方が全体的な筋肉量の少なさ、月経があるために血行不良をおこしやすい傾向にあります。
運動不足により筋肉の動きが少なくなり、筋力が低下し筋肉量が少ないと、血行不良を起こしやすくなります。これは、筋肉がもっている血液を押し上げる筋ポンプ作用も低下するため、体内の血液循環が悪化し、血行不良が起こりやすくなるからです。
しかし、運動しすぎると体内の水分が減少し、血行不良になることもあります。詳細は次の見出しで説明します。
体内の水分が不足すると、血液の濃度や粘度が高まって、血行不良になります。運動しすぎて汗をいっぱいかくと血中の水分量が減ってしまい、血液がドロドロになってしまうと流れが悪くなってしまうためです。ドロドロでスムーズに流れにくくなると心臓は血圧を上げて血液を流そうとするので血管に負担がかかり、さらなる血の巡りが悪くなる原因になってしまいます。
他にも、ジョギングなどの運動強度であれば健康にいいですが、血行改善を目的に行うのであれば、マラソンほどの長距離で体の負荷が大きい運動や急激に心拍数が上がるようなスポーツになると血管へのダメージの方が上回ってしまうのでいいとは一概には言えません。
血流を悪くする原因にはよく自律神経の乱れも挙げられます。ストレスを受けると交感神経が刺激されて血管の収縮が起こりますが、これが長期化すると次第に血流は悪くなってしまいます。ここでストレスを紛らわせるためなどでタバコを吸う方は要注意です。タバコに含まれるニコチンは血管収縮を起こす作用があり、煙に含まれる一酸化炭素は酸素よりも200倍以上ヘモグロビンと結びつきやすいため、酸欠状態となってしまい動脈硬化などさまざまな悪影響を引き起こします。また、アルコールは血管を拡張させる作用があるのでたしなむ程度のお酒はオススメです。しかし、多量の摂取はアルコールの分解時に多くの水分を必要とするので、脱水を起こし血行不良の原因となるため、飲酒の際は間でアルコールやカフェインを含まない水やお茶を飲むようにしましょう。
足を肩幅に広げて立ち、かかとを上げ下げします。手は腰に当てておくか、バランスがとりにくい場合は椅子の背や壁について行ってください。早く動かすよりはゆっくり動かす方が筋肉への負荷がよりかかるので、余裕があればかかとの上げ下げをゆっくり大きく行ってみましょう。最初は30秒を目標に無理のない範囲でかかとを上げ、ふくらはぎが刺激されていることを意識してみましょう。
足を肩幅に広げて立ち、腰に手を当てて体を左右交互に倒します。倒す角度に決まりはないので、自分の気持ちいいと感じる範囲でゆっくりリズミカルに行います。腰回りが刺激されているのを感じながら1分間続けてみましょう。
座った状態で足をもう片方の太ももに乗せ、手で乗せた足を持って足首を回します。足の指の間に手の指を組んだ状態でやると、より刺激が入るので裸足で行うのがオススメです。足先やふくらはぎに刺激を与えるために行うので足首を回す方向に指定はありませんが、足首の可動域が広がると転倒のリスクも下がるので交互に行うのもいいでしょう。片足ずつ30秒を目安に行います。
血行改善のために意識できることのひとつに、猫背にならないように目線を上げるということがあります。今この記事を読んでいる方も目線が下がってないでしょうか。首・肩や背中がこり固まることで脳への血流が悪くなってしまい、眼精疲労や耳鳴り、抜け毛などの原因になるので、意識して肩を回したり目線を上げるようにしましょう。
血液の状態をドロドロにしないためには食事の摂り方も重要です。腸内環境を整えるもの、血液のもとになるタンパク質、抗酸化作用のあるものを含んだ食べ物を積極的に選びましょう。ヨーグルトやチーズなどの発酵食品、納豆や味噌、豆腐といった発酵食品にも多くタンパク質を含む豆類もオススメです。食べるときは早食いにならないように気をつけ、食べ過ぎないようにします。ゆっくり食べることで噛む回数が増えることで細かくなり、唾液の分泌が増えると消化しやすくなるため胃腸の負担を減らすこともできます。気を付けられることはたくさんありますが、極度の食事管理はストレスになったりと続きにくいのでできそうなところから取り組んでみましょう。
適度な運動は血液の流れを良くします。ジョギングやウォーキング、水泳やヨガ、ゴルフといった全身を使う適度な運動を行ったりと、体を動かして血流を良くして筋肉が衰えないようにすることが大事です。
骨盤LABOでは、血行改善のためにマッサージやストレッチをオススメしております。他にもさまざまな温熱療法を取り入れておりますので、冷えやむくみをはじめとした血の巡りの悪さが気になる方は是非一度お近くの骨盤LABOまでお越しくださいませ。
骨盤LABO 院長
三崎 隆治
2010年 甲賀健康医療専門学校卒業・柔道整復師免許取得
2016年 履正社医療スポーツ専門学校卒業・はり師・きゅう師免許取得
2016年 ほんわか鍼灸整骨院勤務
2017年 株式会社Axis執行役員就任
2018年 骨盤LABO日野店勤務
2018年 骨盤LABO野洲店勤務
2019年 骨盤LABO東雲店勤務
2020年 株式会社Axis取締役就任
現在 骨盤LABO日野店勤務
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