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猫背で悪くなるのは見た目だけじゃない!身体への影響と簡単セルフストレッチ

2021年5月31日

 昨今、日本人の9割が猫背になっていることはご存じでしょうか。デスクワークやスマートフォンの普及によって増加の一途をたどっている猫背ですが、ただ見た目が悪いだけでなく、さまざまな症状を引き起こす原因ともなるので安易に放っておくことはできません。今回は猫背と関係のある症状をご紹介いたします。

 

 

猫背とは

  

 猫背とは、猫のように背中が丸くなっている姿勢のことです。人間の脊柱はもともとS字カーブのように湾曲していますが、猫背になるとそのカーブが強くなってしまうため身体に負担がかかりやすくなります。進行するとS字カーブが消失し、脊柱全体で弧を描くような状態の円背になってしまい高齢者に多い腰の曲がった姿勢になってしまいます。また、肩が内に巻くようになり、なで肩気味になると、だるっと見えてしまうことも。他にも姿勢が悪くなると身体全体でバランスをとろうとするため、あごが前に突き出すようになったり、腰を反らすことで反り腰になったりと背中以外にも影響が現れてきます。

 

 

 

猫背によって起こる症状

 

 猫背によって起こる症状について、肩こりはもちろん、首のこりや痛み腰痛など筋肉に関連したものから、しびれや神経痛などの神経症状、抑うつ状態などの精神に関わるものまで多岐にわたります。

 

       

筋・関節痛

 

 猫背になると、首から背中にかけて常にストレッチを受けている状態になります。一時的なものであれば身体をほぐすのに有効なストレッチですが、それが一日数時間・何か月・何年……と続くことは、筋腱にとって大きな負担になってしまいます。筋肉は縮むことしかできず、手足など曲げ伸ばししているように見えるのは反対の方向に縮む筋肉(拮抗筋)が引っ張ることで縮んだ筋肉が伸ばされているおかげです。例えば、腹筋が縮むことで身体を丸め、拮抗筋の背筋(脊柱起立筋など)が縮むことで身体を反らすことができます。しかし、猫背では腹筋が縮こまったままになり、背筋は常時引っ張られている状態になります。無抵抗なものをただ引っ張るより、綱引きのように引っ張り合いの方が負担が大きくなるのと同じで、背筋は本来の力以上に縮まらなければならないので疲労がたまり、こりや痛みとして症状が現れてしまうのです。これは猫背に限らず、ストレートネック・反り腰・O脚・X脚など姿勢が悪くなると全身の各所で起こりうることなので、筋肉が硬い(こりがある)部分は負担がかかっているのかもしれません。

 こうして筋肉のパワーバランスが崩れると、次は関節に影響を及ぼします。関節をまたいで付着する筋肉によって骨の位置を動かすのですが、その際の引っ張る方向が本来と異なるベクトルになると関節にも負担がかかってしまいます。新品の消しゴムを斜めに持って使うと角が削れるように、関節も間にあるクッション代わりの関節軟骨がよりすり減っていくとやがて痛みを伴います。(主に中高年以降に多い膝の痛み〔変形性膝関節症〕など)

 

 

神経症状

 

  筋肉によって関節に負担がかかるのは摩耗だけでなく、骨がそもそもの位置からずれることでもあります。脊柱は首(頸椎)で7個、背中(胸椎)で12個、腰(腰椎)で5個の背骨(脊椎)がだるま落としのように積み重なって構成されます。また、脊柱の間(脊柱管)には脊髄という太い神経が通っており、各脊椎と脊椎の間から枝分かれして全身に走行しています。姿勢不良により1つがずれると崩れないように上下の骨の位置も少しずつずれてバランスを保ちますが、これが長期化すると間を通る神経が圧迫を受けてしまい、しびれや神経痛などの症状が現れてしまうのです。脊柱管狭窄症や変形性頚椎症、椎間板ヘルニアはこういった関節のズレによって神経が圧迫を受けることで引き起こされています。

 猫背ではほとんどの方が首(頸椎)にズレを起こしています。頸椎からでる神経根は主に上肢を司るため、首を傾けると肩から指先にかけてしびれや痛みが走る場合など神経症状を伴います。ここまでくると自力で治すことは難しく、最悪の場合手術の必要があるので早期の内に病院や整骨院にかかることをオススメいたします。

 

 

心理面

 

 ある心療内科では通院する患者さんほぼ全員が猫背ともいわれるほど、心理面に問題を抱えている方は姿勢にも影響が現れます。猫背になると首(頸椎)の生理的弯曲が消失し、骨の並びがまっすぐになるストレートネックに進行します。スマートフォンなど手元を見る時間が長い人に起こしやすく、ストレートネックでは頭が前に突き出た姿勢になりますが、このままでは前が見えないのでほとんどの場合頭だけで上を向いて調整しています。そうなると首と頭の間が詰まり、血流が悪くなるため緊張性頭痛眼精疲労をはじめとした症状が起こりやすくなってしまうのです。

 また、猫背では肺が膨らむスペースを十分に確保することができないため呼吸が浅くなりやすく、常に酸欠気味になっています。十分な酸素を取り込めていないままでは、少しの運動で息が切れやすくなったり、体中の筋肉などに栄養が行きわたらず疲れが取れにくかったり、睡眠時の休息が足りずに寝不足となるため日中に睡魔に襲われるなど、健康に様々な悪影響を及ぼします。

 

 

 

猫背予防のために

 

  猫背にならないようにするには日常生活での意識がとても重要になります。まず、かかとを壁につけて立ってみてください。この時、腰(お尻)背中の3か所が壁についているでしょうか。1ヶ所でも壁から離れてしまっていると正しい姿勢で立てていない証拠です。当てはまる方は普段の生活で長時間同じ姿勢をとっているはずなので、30分~1時間に1度は首や肩を回したり、腰をひねったりと身体を動かしてみてください。ヒトの体は姿勢を維持するのも筋肉が必要なので、運動不足だとその支える力も弱いので同じ姿勢を続けるのが苦手です。定期的に筋肉に休憩を与えることで滞りがちな血流も改善し、肩こりなども防ぐことができます。1日に1度、ラジオ体操を行うのも上半身を中心に身体を動かすことができるのでオススメです。

 

 

セルフストレッチ

 

自分の肩に手を置いたまま肘でゆっくり大きく円を描くように前に回します。肩甲骨を動かすことを意識して15回、そのあと後ろも15回回しましょう。

 

頭の後ろで手を組んで、肘を後ろに開きます。肘を壁の角などに当てたまま身体を前に出して、胸を開くように意識しても構いません。

 

体の後ろで手を組んで、肩で円を描くように後ろに回します。上げた肩を後ろに下ろす際は特に胸を反らすよう意識します。先に鎖骨の下を肩まで手でなでるようにマッサージすると、よりほぐれやすくなります。

 

胸を反らした状態で上を向きます。頭だけで上を向くのではなく、背中から上を向くイメージで首の前をストレッチしましょう。

 

首を横に倒し、倒した側の手を頭の上に乗せます。力を入れると首を痛めてしまうので、力を抜いて腕の重みで伸ばすイメージでゆっくり行いましょう。10~15秒ほど左右行います。

 

 どのストレッチもゆっくりと痛気持ちいいぐらいを限度に、痛みやしびれを感じた場合は無理をせず病院や整骨院にかかって先生に相談してから行ってください。また先述にも挙げた、猫背で引っ張られているのは背筋なのでそこだけをほぐしても、前面の筋肉が緩まらないことには背面では縮むことができないため、ほんの一時しのぎにしかなりません。疲労やこりなど、自覚症状を感じるのは背中など背部が多いかと思いますが、ストレッチで伸ばすのは縮こまった体の前面の筋肉が中心です。症状を起こしている部分だけでなく、その筋肉の拮抗筋もほぐすことが重要になります。

 

 

骨盤LABOでは猫背矯正をはじめとした姿勢矯正に特化したメニューを取り扱っております。運動不足の方には正しい姿勢を維持するための筋肉を、30分寝ているだけで鍛えることができる複合高周波EMS(楽トレ)も取り備えておりますので、気になる方はぜひ一度お近くの店舗までお問い合わせくださいませ。

 

 

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