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カラダコラム

50代にしか起こらないから五十肩?肩関節周囲炎についてご紹介

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2022年1月31日

投稿者:labo-test

五十肩の女性

 

 40代を過ぎて肩に痛みや動きの悪さを覚えだしていませんか。いわゆる五十肩というものです。好発年齢が40代後半~60代前半で多くが50代で起こるため、五十肩と呼ばれるようになりました。さらに40代で発症した方は四十肩と呼んだりしますが、医学的にいうとどちらも肩関節周囲炎であり、年代によって違いはありません。しかし、五十肩と呼ばれる所以は、発症しても1~2年で良好になるので高齢期にまで及ばない点と、60代後半以降では別の疾患の疑いの方が多いためです。50代を中心に起こる疾患ですが、その原因はいまだはっきりとは解明されていません。今回は五十肩についてご紹介していきます。

 

 

五十肩とは

 

 五十肩とは、肩周りの痛みや動きに制限がかかる50代を中心に起こる疾患です。加齢による変化や炎症を起こして肩関節周囲炎になります。肩関節周囲炎といっても骨や靭帯の位置によって分類化され、腱板炎・肩結合織炎・五十肩(疼痛性運動制限)・烏口突起炎・石灰沈着性腱板炎などが挙げられます。

 

 

五十肩の症状

 

 痛みは肩周辺をはじめ、上腕や肘にまで及ぶこともあり、患部が冷えてしまうと増悪してしまいます。また、夜間痛がみられるので寝返りの際、痛みによって目が覚めてしまうなど不眠にも陥りやすくもあります。炎症性の病症ですが腫れ(熱感・発赤・腫脹など)といった目に見えた変化がなく、その中でも痛みが激しく早期から動かしづらさ(拘縮)を感じる場合は五十肩より石灰沈着性腱板炎の疑いがあります。また、拘縮はないがラジオ体操での深呼吸の動きで腕を下におろすとき、60°~120°の範囲で痛みが出る(腕を下げている・上げきっている状態では痛くない)というのは腱板断裂の特徴なのでそちらを疑いましょう。

 五十肩では髪を結ぶ動作(結髪動作)や帯を結ぶ動作(結帯動作)といった、手を後ろに回すような動作で制限がかかるのが特徴です。そのため、女性であれば髪を梳かしたり、ブラジャーの付け外しのタイミングで痛みを感じたり動かしづらさが生じてしまいます。

 

 

五十肩になったら

 

 五十肩はおおよそ1~2年をかけて以下の経過を辿ります。

 

痙縮期(フリージング期)

 炎症により痛みが生じる。痛みの度合いは徐々に強くなり、肩の動きも悪くなっていく。

 

拘縮期(フローズン期)

 痙縮期に比べ痛みが落ち着いてくる。しかし、肩の可動域制限があるため日常生活動作に支障が出る。

 

回復期(ソーイング期)

 半年から2年ほどかけて痛み・拘縮ともに軽快する。

 

 痙縮期では痛みが強いため、患部の安静を飲んだり、冷えで増悪するため鍼灸を含めた温熱療法サポーターの使用で軽減させます。その後、拘縮期に入って痛みが軽快しだした頃には運動療法を積極的に行い、リハビリをしましょう。五十肩自体は2年ほどで落ち着くものですが、まだ痛みがあるからと肩を動かすことを控えてしまうと拘縮の進行してしまい、以前のような関節可動域を取り戻すのが難しくなってしまうためです。1度の運動回数が多ければ良いわけではないので、痛みが強い日は運動を避けるなど、無理のない範囲で継続的に動かすことを意識しましょう。

 

 肩関節の運動療法の一つにコッドマン体操というものがあります。

1.痛む側の手でペットボトルやアイロンといった重りを持ち、反対の手で机やイスを掴むなどして身体を支えます。

2.肩の力を抜いて、ゆっくり少しずつ重りを振ります。

3.無理のない範囲で振り幅を大きくします。

4.20回ほど振るのを1セットとし、これを1日2セット行いましょう。

運動療法で改善しない場合は、手術が必要になることもあります。その際は医師への相談をおすすめします。

 

 

 骨盤LABOでは痙縮期の痛み改善はもちろん、拘縮期に入ってからの運動療法までしっかりサポートいたします。また、五十肩かその他疾患との違いが分からない、以前五十肩になったあと動きが悪いままになってしまっている、という方でも大丈夫です。お近くの店舗までお気軽にご相談くださいませ。