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のどが渇いてからでは遅い!?夏だけじゃない脱水症状の危険性

2020年8月25日

脱水症対策で水分補給をする女性

近年は最高気温が30度以上の「真夏日」を超えた、最高気温35度以上にもなる「猛暑日」の日が増えており、異常な暑さに身体が対応できなくなってきています。本来であれば、暑熱順化といって気温が上がり始める3月頃から身体を暑さに慣らすことで、低い体温でも汗をかきやすくなっています。汗をかくなど適度に体内の熱を放出しないと通常約37度前後の深部体温が上昇し、約40度に達すると動き続けることができなくなるためです。しかし、2020年は感染症の影響によって春先から初夏にかけて外出自粛の動きがあったため、例年より外気に触れる機会が少なくて暑熱順化が十分でない方も多くいらっしゃいます。そうなると熱中症や脱水症状などの命に関わる危険性が高まるのでより一層の注意が必要です。

中でも今回は、脱水症についてご紹介いたします。「熱中症の予防に水分補給をしましょう」というのは皆さんもうご存じかと思います。先ほど述べたように、体が熱を発散するために汗をかきますので水分補給をしなければ、どんどん体内の水分を失ってしまうからです。水分を失うことは、その生きるために必要な働きを保てなくなることとなり、さまざまな症状を引き起こす原因にもなります。

 

 

脱水症(脱水症状)とは

 

脱水症は体内の体液(血液やリンパ液、組織液など)が不足した状態です。成人の場合、体重の約60%が体液で占められており、主に体温調節や栄養素の運搬など生きるために必要な働きを担っています。また、ヒトの身体は普段の生活でも汗や尿、呼気などで毎日1.5~2.5Lの水分を排出しています。しかし、多量の発刊や水分補給をおろそかにするなど、血液の量が減少すると血圧が下がるため、必要な栄養素の運搬が難しくなるうえに不要な老廃物の排出も満足にできません。さらに、高齢になると水分を蓄えておく筋肉量が減少するために体液は体重の約50~55%にまで減少していますので、より脱水が起こりやすいとされています。

 

 

脱水症にみられる程度別の症状

 

脱水症状には脱水の程度によって症状が異なり、自覚症状が出てきた時にはかなり進行しているともされます。症状が現れず、自分では気づかないうちに身体が脱水状態に近づいている可能性もあることから、軽度の脱水状態を「かくれ脱水」と呼びます。

 

  • 軽度

    のどの渇き、めまい、立ちくらみ、身体のだるさ・重苦しさ、食欲不振、尿量減少など
  • 中等度

    頭痛、悪心・吐き気、体温上昇、手足のふるえ、脈拍や呼吸の増加など
  • 重度

    意識障害(失神)、けいれん、臓器不全、ショック状態など
  • 脳梗塞・心筋梗塞

    脱水により血中濃度が増し、血管が詰まりやすくなる
  •  

    また、体内の水分を5%失うことで脱水症状熱中症などの症状が現れます。10%失うと筋肉のけいれん循環不全が起こり、20%を失うと生命維持が困難になって死に至るとされています。

     

     

    脱水症の予防

     

    脱水症の原因は水分を摂らないことと発汗などによる多量の水分排出です。後者は体内の熱を放出するために必要ですので、予防するにはこまめな水分摂取を心がけましょう。のどが渇いたと思う段階で軽度の脱水状態が起こっています。体液には水分以外にもミネラルなどが含まれていますので経口補水液やミネラルを含んだものを選びましょう。最近ではタブレットタイプの塩分補給もありますので、それと飲料水を組み合わせたりと水分とミネラルの両方を摂取します。通常でもヒトの身体は毎日1.5L~2.5Lの水分を排出しているため、1日2.5L以上の水分補給が必要になってきます。(※心臓や腎臓の病気により水分摂取量に制限を受けている方は医師へ相談してください)

    水分摂取で注意しなければいけないのが、カフェインやアルコール類です。カフェインやアルコールのほか、カリウムを含む飲み物は利尿作用があるため、尿の排出が多くなる・早くなることで脱水を起こす要因を持ちます。カフェインを含む飲み物はコーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶、コーラなど。カリウムを多く含む飲み物はトマトジュース、牛乳、赤ワイン、ビールなどが挙げられます。

     

     

    脱水は筋肉への影響も大きく、翌日にぎっくり腰を起こす方もいらっしゃいます。骨盤LABOでは体幹トレーニング(楽トレ)骨盤矯正などの施術でぎっくり腰になりにくい身体づくりをお手伝いいたしております。また、姿勢のゆがみを正すことで自律神経も整えることもできますので、日常的に健康を気を付けたい方にはぜひ一度、お近くの骨盤LABOまでお越しくださいませ。