2010年 甲賀健康医療専門学校卒業・柔道整復師免許取得
2016年 履正社医療スポーツ専門学校卒業・はり師・きゅう師免許取得
2016年 ほんわか鍼灸整骨院勤務
2017年 株式会社Axis執行役員就任
2018年 骨盤LABO日野店勤務
2018年 骨盤LABO野洲店勤務
2019年 骨盤LABO東雲店勤務
2020年 株式会社Axis取締役就任
現在 骨盤LABO日野店勤務
2025年5月30日
投稿者:骨盤LABO 院長 三崎隆治
「立ち姿勢が綺麗だね」と言われることがある。でも、最近なんだか腰に違和感がある──。そんな経験はありませんか? 実はそれ、“腰が反っている状態”かもしれません。
一見すると背筋が伸びていて美しく見える姿勢。しかし、腰が過度に前にカーブしていると、体には見た目以上に大きな負担がかかっていることがあります。特に20~30代の女性は、ヒールを履く機会が多かったり、日常的に長時間のデスクワーク・スマホ操作をしていたりと、腰や骨盤に偏った力がかかりやすいライフスタイルになっているケースも多いのです。
実際、「特に動いていないのに腰が疲れる」「腰をそらすと気持ちいいけど、しばらくすると痛くなる」「お腹が前に出て姿勢が崩れて見える」などのお悩みは、腰が反っている状態(過前弯)によって起こる典型的なサインといえます。また、SNSやメディアを通じて“美しい姿勢”や“くびれ”“美尻”といった見た目への意識が高まることで、過度に腰を反らせてしまう女性も増えています。これにより骨盤が前傾し、腰への圧力が常態化。結果として慢性的な腰痛が起こるのです。
さらに見逃せないのが、その“反った姿勢”が、知らず知らずのうちに骨盤のゆがみを助長し、腰痛・肩こり・むくみ・下腹ぽっこり・冷え性などの不調につながっていること。とくに骨盤まわりの筋肉がうまく使われていない状態が続くと、将来的に慢性的な痛みや不調を引き起こすリスクが高くなってしまいます。
この記事では、そんな「腰が反っている状態」による腰痛の原因や身体への影響、セルフチェック方法を解説しながら、骨盤の位置を整えることで改善が期待できる理由について、わかりやすくご紹介していきます。今、なんとなく感じている不快感を放っておかず、本来の自然な姿勢とラクなカラダを取り戻す第一歩として、ぜひ最後まで読んでみてください。
「腰が反っている状態」とは、骨盤が前に傾き(前傾)、腰椎が過剰に反ってしまっている姿勢のことを指します。一見すると背筋が伸びていて、姿勢が良さそうに見えるかもしれませんが、実際には腰の筋肉や関節に強い負担がかかっている状態です。
特に女性の場合、スタイルをよく見せようとして意識的に胸を張る姿勢をとることで、知らず知らずのうちに腰を反らせるクセがついてしまうことがあります。また、腹筋や体幹の筋力が低下していると、骨盤を支える力が弱まり、バランスをとるために腰を反らせるような姿勢になりやすくなります。
この状態が長く続くと、腰の筋肉や関節にストレスが蓄積され、慢性的な腰痛や違和感を引き起こす要因となります。さらに骨盤の前傾は、太ももやふくらはぎといった下半身の筋肉にも余分な負担をかけ、全身のバランスを崩す原因にもなります。
見た目の姿勢と実際の体への影響にはギャップがあることを理解し、「正しい姿勢=自然な骨盤の位置」を意識することが重要です。
腰が反ってしまう背景には、いくつかの原因があります。
まず大きいのが「骨盤の前傾」です。骨盤が前に傾くと、身体の重心バランスを保つために腰椎が反るように調整されます。これが日常的に続くと、無意識のうちに「腰が反っている状態」が常態化してしまいます。
また、姿勢を「良く見せたい」と思うあまり、過度に胸を張るクセも腰への過剰な反りにつながります。写真映えするような“美姿勢ポーズ”を意識しすぎることが、実は腰痛の原因になっていることも。見た目のための姿勢が、身体にはマイナスとなっているかもしれません。
ご自身の腰が反っているかどうか、簡単にチェックする方法をご紹介します。
① 壁に背中をつけて立ちます。(かかと・お尻・背中を壁につける)
② 腰と壁の間に手を差し込んでみましょう。
③ 手のひらが「すっぽり入る」or「拳が入る」場合は、腰が反っている可能性が高いです。
正常な骨盤の位置であれば、腰と壁の間には「手のひら1枚分」程度の隙間が理想とされます。これ以上の空間がある場合、骨盤が前傾して腰椎が反っている状態といえるでしょう。
また、以下のような症状がある方も要注意です:
思い当たる点があれば、体のバランスを見直すタイミングかもしれません。
腰が反っている状態が慢性化すると、全身にさまざまな不調が現れる可能性があります。主な影響は以下の通りです。
腰椎やその周辺の筋肉・靭帯に常に負担がかかることで、鈍い痛みやだるさ、違和感が続きます。朝起きたときや、長時間の立ち仕事・デスクワーク後に特に感じやすくなります。
骨盤の前傾が強くなると、腰椎の間から出ている足へと続く神経が圧迫されやすくなり、足先までのしびれや痛みを伴うことがあります。体を前屈したり後屈した際に足にしびれや痛みなどの違和感があれば、一度医療機関に罹ることをオススメします。
体重のかかり方が偏ることで、下半身の関節や筋肉に余計な負荷がかかります。特に股関節が前方に押し出されることで歩行姿勢にも影響が出て、膝痛の原因になることもあります。
意外かもしれませんが、腰が反っている人ほど背中は丸まりやすくなる傾向があります。骨盤が前傾するとバランスを取るために上半身が前に倒れ、胸が下がり、結果として“猫背”の姿勢に。見た目の印象だけでなく、肩こりや呼吸の浅さにもつながります。
骨盤が傾いて腹筋が弱まると、内臓を正しい位置で支える力が低下し、お腹の前に張り出したような状態になります。便秘がち、ダイエットしてもお腹だけへこまない…という方は、骨盤の歪みが原因かもしれません。
「姿勢ぐらい大したことない」と思っている方も、腰痛の原因が“反っている状態”にある場合は、根本的に整えない限り改善しません。
腰が反っている状態を放置せず、日常生活の中でケアや予防を行うことで、慢性的な腰痛や姿勢の崩れを防ぐことができます。ここでは、自宅で簡単に取り組める方法と、プロの施術によるアプローチの両方をご紹介します。
まず大切なのは、普段の姿勢を見直すこと。立っているときは横から見て「耳・肩・骨盤・くるぶし」が一直線になるよう意識し、腰を反りすぎないようお腹に軽く力を入れましょう。座っているときは骨盤を立てる意識を持ち、背もたれに寄りかかりすぎないよう注意します。
ヒールが高い靴をよく履く人は可能であれば低い靴に変えてもらうのが一番ですが、スニーカーやフラットなシューズを持ち歩いて移動時だけでも履き替える習慣をつけるのも一つです。また、ヒールを履くと足裏のアーチ(土踏まず)が崩れやすくなるため、インソールを使用したり、家で裸足になった際には足の指を開いたり閉じたりをして可動性を保ちましょう。
ヒールを履いていると足裏やふくらはぎに負担がかかりやすいため、ボールを踏んで転がすことで足裏をほぐしたり、アキレス腱を伸ばすストレッチを行うと効果的です。ヒールでは自然とつま先歩きとなってしまい、重心が前に傾いてしまうので裸足やフラットな靴を履く際はかかとから着地して歩くのを意識するようにしましょう。
・太ももの前側(大腿四頭筋)を伸ばすストレッチ
腰が反っている人はこの筋肉が縮んでいる傾向があります。うつぶせになり、伸ばしたい足の膝上あたりに枕を挟みます。伸ばしたい方の足を、かかとがお尻につくように曲げます。届かない場合は手で足をつかんでお尻に引き寄せるようにします。
・お腹と骨盤まわりを整えるストレッチ
仰向けで両膝を立て、左右にパタンと倒す運動は、骨盤まわりの筋肉の緊張緩和に効果的です。
腹筋や体幹(インナーマッスル)が弱くなると、骨盤が前に倒れやすくなります。過剰な筋トレではなく、体幹を支える深層筋をゆっくり刺激するようなトレーニング(例:ドローインや骨盤底筋トレーニング)がおすすめです。
骨盤の前傾は、自分では気づきにくい小さなズレの積み重ねから生じることが多くあります。骨盤LABOでは、国家資格を持つスタッフが姿勢や骨盤の状態をチェックし、一人ひとりに合った施術プログラムをご提案。必要に応じて体幹強化や日常姿勢のアドバイスも行っています。
腰が反った状態を根本から整えるには、身体の使い方そのものを見直す必要があります。無理のない方法からスタートし、日常の中に少しずつ取り入れていくことが、長く快適に過ごす第一歩になります。気になる方はお近くの骨盤LABOまでお気軽にご相談ください。
骨盤LABO 院長
三崎 隆治
2010年 甲賀健康医療専門学校卒業・柔道整復師免許取得
2016年 履正社医療スポーツ専門学校卒業・はり師・きゅう師免許取得
2016年 ほんわか鍼灸整骨院勤務
2017年 株式会社Axis執行役員就任
2018年 骨盤LABO日野店勤務
2018年 骨盤LABO野洲店勤務
2019年 骨盤LABO東雲店勤務
2020年 株式会社Axis取締役就任
現在 骨盤LABO日野店勤務
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