2010年 甲賀健康医療専門学校卒業・柔道整復師免許取得
2016年 履正社医療スポーツ専門学校卒業・はり師・きゅう師免許取得
2016年 ほんわか鍼灸整骨院勤務
2017年 株式会社Axis執行役員就任
2018年 骨盤LABO日野店勤務
2018年 骨盤LABO野洲店勤務
2019年 骨盤LABO東雲店勤務
2020年 株式会社Axis取締役就任
現在 骨盤LABO日野店勤務
2023年6月30日
投稿者:骨盤LABO 院長 三崎隆治
今や私たちの生活に必要不可欠になったスマートホン。世間ではスマホ中毒と言われるほど長時間使用する方もいらっしゃいます。そのため、かつてデスクワークの方に多くみられた眼精疲労や肩こりといったVDT症候群の症状が、スマホの普及によってさらに増加傾向になってきました。今ではスマホ首(ストレートネック)とも言われるようになり、首や肩のこりがとれない、頭が重いなどの不調の原因になるので日ごろから注意しておく必要があります。
今回はスマホをよく見る人に起こりやすい症状やストレートネックについて解説していきます。その他にも、ストレートネックになっているか確認できるセルフチェックや予防方法、ストレートネックの改善ストレッチをご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
スマホやパソコンを使用による症状は液晶を見る目の負担からだけでなく、画面を見る姿勢によるものが大きく関わってきます。多くの方が無意識のうちに下を向くような前かがみの姿勢になってしまっているため、首や肩に大きな負担がかかっているのです。この負担が長時間続くことで次第に姿勢は悪くなり、さまざまな症状を引き起こしてしまいます。
ストレートネックとは、7つある首の骨(頸椎)がまっすぐに並んでいる状態のことを指します。本来、頸椎は前弯カーブ(人を横から見たとき、体の前面側に凸したカーブ)に配列しています。しかし、下を向く姿勢(前かがみ)によって首の後ろが伸ばされると、次第に頸椎のカーブは緩やかになり、前弯を失うことでまっすぐになってしまうのです。
頸椎がまっすぐになると、骨の間にある椎間板がすり減ったり(脊柱管狭窄症)、椎間板の位置がずれる(椎間板ヘルニア)といったリスクがあります。これらによって間を通る脊柱管(首から下を動かすための神経の束)や神経根(首から手指に伸びる神経)が圧迫されると、痛みやしびれといった症状を引き起こします。
また、ストレートネックの方は手元のスマホを見ようと腕を固定し、前かがみになりがちなので猫背や巻き肩を併発している場合がほとんどです。首の後ろや肩にある筋肉がが伸ばされっぱなしになると首・肩こりになりやすく、血流が悪くなることで代謝が落ちたり目の症状にもつながります。さらに悪化させてしまうと頸椎のカーブは後弯(体の後面側に凸したカーブ)を描き、ストレートネック以上に激痛やしびれなどの危険性が伴います。
人間の頭の重さは成人であれば、体重の約10%くらいあるといわれています。ですので、体重が50㎏であれば頭の重さは約5㎏、60㎏であれば約6㎏もの重さを首で支えていることになります。重さを物に例えると、2リットルのペットボトル(水入り)3本分!首は思った以上に普段から重いものを支えているのです。
この重さを首で常に支えているので、スマホを見て目線が下がり角度が変わるだけでも、首に負担が大きくかかります。
この情報を踏まえて、ストレートネックの主な原因をご紹介いたします。
どちらの操作も頭の重心が前に傾むくので、首に大きな負担がかかります。
頭が前に突き出た状態になってしまうので、首への負担がどんどん蓄積されてしまいます。
骨盤がゆがむと背骨が曲がり猫背や巻き肩につながり、結果的に首に負担がかかります。
ストレートネックによる姿勢の変化はセルフチェックができます。どちらも横からの姿勢を確認するので、他の方に見てもらう、カメラのセルフタイマーを使用するなどをオススメします。以下の2つ以外にも、ラクに立ったり座ったりした際の姿勢やスマホを触っているときの姿勢をこの機会に確認してみるのもいいでしょう。
肩の出っ張った骨(肩峰)に対して、耳の穴が垂直線上(真上)にあれば正常です。耳の穴が肩より前側にある場合は、ストレートネックになってしまっている可能性が高いでしょう。
足の外くるぶし、足の付け根の出っ張った骨(大転子)、肩の骨(肩峰)、耳の穴が一直線上にあるのが姿勢のゴールデンラインと言われています。ほかの点より肩峰が前に出ていれば巻き肩(猫背)の疑いがあります。
上を向いた時の顔(おでこからあごを結んだライン)が地面と平行になっていれば正常です。あごが上がりきっていない(ラインが斜め)場合はストレートネックの可能性があります。
これは自分ではしっかり上を向いているつもりでも、実は前かがみの姿勢のまま頭部しか動かしていないことがあるためです。背筋を伸ばし、あごを引いて、首を付け根から動かすことを意識しながら上を向くだけで、顔のラインが先ほどより平行になるかと思います。
ストレートネックの予防のために、30分~1時間おきに画面から目を離して休憩をする時間を作りましょう。首や肩を回す、伸ばすといったストレッチをしたり、首を意識して上を向いたりと動かすことで、悪い姿勢のまま固まらないように柔軟性を上げて血流を良くします。同時に普段から姿勢を正すように心がける必要があります。料理や裁縫、字を書く、絵を描くといった作業は前かがみで手元を見がちな姿勢になるので、スマホ同様にストレートネックにならないように注意しましょう。
首と肩をつなぐ筋肉、肩甲挙筋はストレートネックによってこっていることがとても多いです。座った姿勢で行うといいでしょう。
1.両手を頭の後ろにつける
2.手を添えたまま、首を斜め前に傾ける:
息を吐きながらゆっくり傾けます。このとき首の後ろの筋肉が伸びていることを意識しながら20秒ほどキープします。
3.ゆっくりと戻し、反対側も同様に行う
耳の下から鎖骨につながる首の筋肉、胸鎖乳突筋をほぐします。苦しくない程度にやさしくつまんでほぐしてみるのもいいでしょう。
1.机などに肘をつき、親指をあごの下に添える:
位置が低い場合は肘の下にタオルなどを挟んで高さを調整します。
2.そのままあごを押し上げる:
胸鎖乳突筋は左右あるため、真上だけでなく斜め上に上げると伸びを感じやすいです。
また、先述したように姿勢を正して首の動きを意識しながら上を向くときに、斜め上を見る動作を入れるのも同様のストレッチの効果があります。
猫背矯正では猫背や巻き肩を改善する施術ですので、ストレートネックを引き起こす原因からアプローチが可能です。姿勢や肩周りの動きの悪さが気になる方にオススメです。
首に直接アプローチすることで、まっすぐになってしまった頸椎の並びを前弯カーブへ戻す施術です。首の可動域が上がるため、手指のしびれなどの症状が現れている方にオススメです。
首・肩回りの筋肉をほぐすことで血行が改善されるので、肩こりや眼精疲労にお悩みの方にオススメです。
骨盤LABOではストレートネック改善のために頸椎の矯正を行っております。ほかにも猫背矯正や肩甲骨はがしなど、首肩周りに特化した施術も取り揃えていますので、気になる方は是非一度お近くの店舗までお越しくださいませ。
骨盤LABO 院長
三崎 隆治
2010年 甲賀健康医療専門学校卒業・柔道整復師免許取得
2016年 履正社医療スポーツ専門学校卒業・はり師・きゅう師免許取得
2016年 ほんわか鍼灸整骨院勤務
2017年 株式会社Axis執行役員就任
2018年 骨盤LABO日野店勤務
2018年 骨盤LABO野洲店勤務
2019年 骨盤LABO東雲店勤務
2020年 株式会社Axis取締役就任
現在 骨盤LABO日野店勤務
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