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カラダコラム

尿もれや頻尿の原因は?過活動膀胱、夜間頻尿など症状別に対策方法を紹介

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2024年3月29日

投稿者:骨盤LABO 院長 三崎隆治

頻尿・尿もれに悩まされる人

 急な尿意に襲われる、尿意を感じてからトイレに向かうまでに我慢できずにもらしてしまう、笑ったりおなかに力を入れた拍子にもれてしまう、トイレに行ったところなのに尿がチョロチョロともれて衣服が濡れる、夜中に尿意で目が覚めることが多い、といった尿もれや頻尿などの尿トラブルは抱えていませんか。トラブルを抱えている方の多くが「年だから」「恥ずかしいから」と相談できずに病院の受診を受けていないとされています。ですが、放置していて治るものでもありませんので、次第に遠出や数時間のお出かけも億劫になる、夜ぐっすり眠れない、うつ状態になったりとQOL(生活の質)が下がってしまいます。

 尿もれや頻尿は加齢とともに起こりやすいとされていますが、ほとんどが括約筋などの骨盤底筋の筋力低下膀胱の柔軟性の低下生活習慣に問題が隠れています。そのため、一度受診することが望ましいとわかっていてもやっぱり病院に診てもらうのは抵抗があるといった方でも、セルフケアを行ったり生活習慣の見直しをすることで自力で克服できる部分でもあります。しかし、尿もれや頻尿の症状のほかに血尿や濃尿(白濁した色の尿)、排尿時に痛み、腰背部や下腹部の痛みなどの症状があれば、膀胱がんや前立腺がん・尿路結石・膀胱炎など炎症が起こっている可能性がありますのですぐに病院へ受診してください。

 今回は尿もれや頻尿の原因は?過活動膀胱、夜間頻尿など症状別に対策方法を紹介についてご紹介いたします。

 

 

尿もれ・頻尿の原因

 

 尿もれや頻尿は、中高年、産後のママ、太っている方、便秘がちな方、運動不足、辛いものなど刺激が強いものを好んで食べる、お酒をよく飲む、デスクワークなど長時間座りっぱなしが多い方、ストレスを感じやすい方がなりやすいとされています。

 尿は腎臓で生成され、尿管を通って膀胱に一時貯蔵されます。膀胱に尿が一定量溜まると脳へ伝わり(尿意)、トイレへ行って環境が整うと脳から指令が出されることで膀胱が収縮、尿道括約筋など筋肉が緩むことで排尿されるのです。通常この尿意から排尿までの間はある程度我慢することができますが、おなかに力が入ったりして膀胱が外部から収縮させられたり、尿道括約筋などの骨盤底筋の筋力が衰えて尿道を閉じておくことができないでいると尿が漏れてしまいます。

 また、膀胱がうまく緩まず硬いままだと尿を十分に貯蓄できないためにすぐに脳へ刺激が行ってしまったり、冷たいものを触ったり尿もれの心配でトイレを意識しすぎると何度も尿意を催してしまいます。1日の平均排尿回数は5~7回なので、8回以上トイレに行く場合は昼間頻尿、就寝後に1回以上であれば夜間頻尿の疑いがあります。

 

 

尿もれ・頻尿の原因になる生活習慣での注意点や状況

 

ここでは尿もれ・頻尿の原因になる生活習慣での注意点や状況について説明します。

水分摂取の注意点

多くの人が尿漏れや頻尿を気にして水分摂取を控えがちですが、適切な水分摂取が重要です。一日に5杯から8杯程度の水を飲むことを目安にしましょう。特にコーヒーやお茶などで頻尿が気になる場合は、刺激の少ない飲み物を選ぶことをおすすめします。

便秘の対策

便秘は失禁にも影響することから、膀胱や骨盤底筋にも注意が必要です。バランスの良い食事を心掛け、特に朝食後に排便習慣を身につけましょう。洗浄便座がある場合は、排便前に肛門を水で刺激することで排便がスムーズになります。

体重管理のポイント

肥満も失禁の原因となるため、体重管理が重要です。体重を落とすためには、少しずつ運動を取り入れながら食事をバランスよく摂ることが大切です。食事をよく噛んでゆっくり食べることで、体重を長期間かけてコントロールしましょう。

体温低下

体温の低下が原因で、体が冷えると膀胱が刺激されて頻尿になることがあります。同様に、冷たい水に触れたり水の流れる音を聞いたりすると、尿意を催すことがあります。

 

過活動膀胱

 

 中でも、中高年に多いのが過活動膀胱と呼ばれる膀胱が勝手に収縮して尿を貯めていられない病気です。40代の約12%、80歳以上では3人に1人が過活動膀胱になっているとされ、急に強い尿意に襲われる尿意切迫感をはじめ、頻尿を伴っていることが多く、進行が進むとトイレに間に合わずにもらしてしまう(切迫性尿失禁)こともあります。

 過活動膀胱の原因は明確に分かっているわけではありませんが、膀胱の柔軟性の低下・尿意センサーの異常・骨盤底筋の筋力低下が関わっているとされています。膀胱の柔軟性が低下すると、膀胱内が膨らまずに貯められる尿量が低下するためすぐに尿意を催してしまいます。次に尿意センサーの異常は膀胱内に一定量の尿が溜まると脳へ刺激が送られて排尿の指令が出されるのですが、冷たいものに触れる・水音を聴く・トイレが近くて美容室や映画館、高速道路での渋滞などが不安といったきっかけでも起こってしまうのです。骨盤底筋が衰えると骨盤内の血流が悪くなり、筋肉でできている膀胱の動きが悪くなったり尿意センサーの誤作動、尿もれにつながります。

 

過活動膀胱の対策

 過活動膀胱は膀胱の柔軟性の低下が原因の一つですが、膀胱は自分の意志で手足のようには筋肉を動かせません。そのため、トイレを我慢していつもより尿量を貯めることで柔軟性を取り戻すことが1つのトレーニングになります。まずは自宅で3分間我慢することから始めてみましょう。5分、10分と徐々に時間を延ばしていき、我慢できない場合は無理をせずトイレに行ってください。排尿記録をつけることで自身の排尿間隔を把握していき、だいたい排尿の間隔が4時間程度空くようになると日常生活の行動で不安はなくなるはずです。また、この方法は過活動膀胱や頻尿には有効なトレーニングですが膀胱炎や前立腺肥大が起こっている方が行うと症状の悪化を招きますので心配な方は医師に相談するなど事前の注意が必要です。

 

 

腹圧性尿失禁

 

 笑ったり、くしゃみや咳の拍子に、重いものを持とうとした瞬間に、階段の上り下りなどおなかに力が入ったタイミングでもれてしまうのは腹圧性尿失禁です。通常は骨盤底筋によって尿道が締められちょっとしたことでは尿がもれることはありません。ですが、骨盤底筋が衰えてしまうことで締め付けがゆるくなり、そこにおなかに力が入るような動作によって上から膀胱が押し込まれると押し出された尿をせき止めることができずにもらしてしまいます。産後のママさんは出産の際に骨盤底筋が傷つき、ゆるんでいる状態のため尿もれに悩まされる方が多くいらっしゃいます。

 

腹圧性尿失禁の対策

 骨盤底筋は骨盤内に張り巡らされた筋肉の総称で、膀胱などの臓器を支える役割も持っています。しかし、体の奥深くにあるいわゆるインナーマッスルでもあるので感覚が捉えづらく、意識して鍛えるつもりでも鍛えられていなかったりする筋肉でもあります。まずは鍛える部位の意識づけをするため、タオルを棒状に折ったものを股間(会陰部)に挟んで椅子に座ります。タオルが当たっている部分を意識して動かすことで、正確に骨盤底筋を動かすことができるので鍛えられるという運動です。タオルは薄手のフェイルタオルを用意し、長い方を半分に折り、それをもう一度半分に折ります。折ったものをくるくると棒状に巻いていき、20センチぐらいの長さ、直径4~5センチほどの厚みになるように調節して輪ゴムで固定します。タオルの上に座った際に痛みや違和感を感じた場合はすみやかに中止し、泌尿器科に受診してください。

 タオルで作った棒を座面に置き、タオルが会陰部(膣口と肛門の間)に当たるように上に座ります。背筋を伸ばして上体を前に倒したとき、タオルが当たっている部分が骨盤底筋の前部になります。この骨盤底筋前部を意識しながらお尻を小刻みに左右に揺らし、膣口と肛門(男性は睾丸を持ち上げるイメージで)を締めながら5秒で息を吐き切ります。吐き切ったら力をゆるめてゆっくり息を吸います。今度は背筋を伸ばしたまま上体を後ろに倒します。この時、タオルが当たっている部分が骨盤底筋の後部です。同様に骨盤底筋後部を意識しながらお尻を小刻みに左右に揺らし、膣口と肛門を締めて5秒かけて息を吐き切り、力を抜いてゆっくり息を吸います。これを5回繰り返すのを1セットとして、1日5セットを目安にまとめて行わず時間を空けてこまめに行いましょう。

 

 

夜間頻尿

 

 就寝後に1回以上トイレで目が覚める方は夜間頻尿ですが、過活動膀胱や前立腺肥大以外のほとんどが就寝前の水分の摂りすぎによるものとされています。夏場などは特に脱水にならないように就寝前にコップ1杯程度の水分を飲むことが推奨されていますが、1日の水分摂取量の目安は体重(kg)×20~25mlとされており、体重50kgの方であれば1000~1250mlとなります。1日1500~2000mlの水分摂取とも言われていますが、寝る前に排泄出来ていなければ夜間に尿意を催す原因になるので飲むタイミングを調整する必要があるかもしれません。また、塩分の摂りすぎも余分な水分の排泄が必要になるので夜間頻尿の原因になってしまいます。夜間頻尿によって十分な睡眠時間が減り、睡眠の質が落ちると日中の倦怠感などQOL(生活の質)が下がるほか、夜間のトイレは寝ぼけたり電気をつけずに歩いたりして転倒のリスクがあり、特に高齢者は転倒時の骨折や頭部強打などの危険性があるので注意が必要です。

 夜だけ頻尿になるという方は、就寝前の水分の摂りすぎのほかに足のむくみが原因だといわれています。足のむくみは、座りっぱなし立ちっぱなしなどで重力に逆らって血液を心臓に戻すふくらはぎの筋ポンプ作用が十分に働かず、血流が滞って心臓に戻れなかった余分な水分が足に溜まっている状態です。これが横になって就寝することで、足が心臓の高さと変わらなくなると重力によって滞っていた血流が解消されます。そして、心臓には水分量が多くなると余剰分を排出しようと利尿ペプチドというホルモンを分泌し、腎臓に働きかけて排尿させようとするため、夜間頻尿の原因となってしまいます。

 

夜間頻尿の対策

 足のむくみを改善するなら就寝3時間前ぐらいに仰向けに寝て、10~15分ほどクッションなどの上に足を乗せておくのが有効です。重力で足から心臓に余分な水分が戻りやすくなるので、膝や腰に不安がなければ壁などを使って足を高くあげておくとより効果的です。

 また、ふくらはぎのマッサージもオススメです。足首から膝に向かってなでるようにもみます。15分程度を目安にやさしく行いましょう。強い力でもんでしまうとかえって筋繊維が傷ついたり、翌日にもみ返しと呼ばれる痛みが残ってしまうので、圧は痛気持ちい程度にとどめておきます。就寝直前に行うと眠ってから利尿作用が働いてしまい、夜間頻尿につながるため、夕飯後少し経ってからなどにマッサージしてみてください。

 

参考文献:文響社 頻尿・尿もれ自力で克服!泌尿器科の名医師が教える最新1分体操大全

 

 

 骨盤LABOでは、衰えてしまった骨盤底筋を寝ているだけで鍛えられる複合高周波EMS(楽トレ)や足のむくみ改善のマッサージなどのメニューを取り揃えております。また各店舗トイレも完備しておりますので、トイレが近い方でもご安心して来店いただけます。気になる方は是非一度お近くの骨盤LABOまでご来店くださいませ。

 

 

リッチリザルト(付加情報)

この記事の著者

骨盤LABO 院長 三崎 隆治

骨盤LABO 院長

三崎 隆治

2010年 甲賀健康医療専門学校卒業・柔道整復師免許取得

2016年 履正社医療スポーツ専門学校卒業・はり師・きゅう師免許取得

2016年 ほんわか鍼灸整骨院勤務

2017年 株式会社Axis執行役員就任

2018年 骨盤LABO日野店勤務

2018年 骨盤LABO野洲店勤務

2019年 骨盤LABO東雲店勤務

2020年 株式会社Axis取締役就任

現在   骨盤LABO日野店勤務

当院は腰痛専門治療院です

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