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カラダコラム

冷えによる症状と寒さ対策で冬を元気に過ごそう!

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2023年1月31日

投稿者:骨盤LABO 院長 三崎隆治

ホットドリンクで温まる女性

 厳しい冬の寒さが続いていますが、冷えによって体の不調を抱えている方も多いのではないでしょうか。ヒトの体は冷えに弱く、体温が1℃下がるだけで免疫力が30%も落ちるともいわれます。体温を上げるためには、筋肉や血管の収縮・拡張を行うので運動をしていなくても多くのエネルギーを消耗して疲労が溜まりやすくなります。室内でも暖房の効いた部屋と冷えきった浴室など10度以上の温度差のある場合、急激な温度変化により心臓や血管などに大きな負担がかかり、特に高血圧など持病を抱えている方はヒートショックなど命の危険性が伴います。今回は冬の寒さから起こる寒暖差疲労・体調不良の症状や、寒い季節を元気に乗り切る方法をご紹介しています。

 

 

冬に体調不良を起こしやすいのはなぜ?

 

 

人間の体温は、血管運動神経が血管の収縮・拡張を調節することで一定に保たれています。

血管運動神経は自律神経によって支配されているので、一般的には交感神経が優位なときは収縮、副交感神経が優位なときは拡張と作用します。
そのため、室内外の移動など気温の寒暖差が激しい機会が多い冬場は自律神経が乱れやすく、体調不調を起こしやすい状態になるのです。

 

寒暖差による自律神経の乱れで起こしやすい症状

 冷え、全身のだるさ、頭痛、めまい、首・肩こり、腰痛、神経痛、下痢・便秘、イライラ、不安感、風邪をひきやすくなる

「冷え」と聞くと女性のイメージが強いですが、男性も決して例外ではありません。日々感じている不調もストレスからではなく、もしかしたら寒暖差によるものかもしれません。この機会に下記のチェックシートから自分の身体について確認しておきましょう。

 

 

不調になりやすさチェック

 

  • 夏の暑さも冬の寒さもどちらも苦手
  • 冷暖房など空調機人工の風が苦手
  • 季節の変わり目など気温差が激しい時期は体調を崩しがち
  • 寒いところから暖かいところに行くと顔がほてりやすい
  • 一度顔がほてるとなかなか元に戻りにくい
  • 手や足といった末端など、体の一部が冷えやすい
  • 冬場は身体が冷えて寝つきが悪い
  • お風呂に浸かっても身体が温まるまで時間がかかる
  • 冬場はヒートテックなど保温性のある下着が必要不可欠
  • 熱中症あるいは熱中症に近い症状になったことがある

 

 上記10項目中、あなたは何個当てはまったでしょうか。

▶0~3個 比較的不調は起こりにくい状態です。

▶4~6個 日によっては少し注意が必要です。

▶7個以上 不調を起こしやすいため、寒暖差対策が必要です。

 

 寒暖差に負けないためには生活習慣の見つめなおしが重要です。外気の寒さから守るための暖かい服装、お風呂などで冷えた体を温めるのはもちろん、体温を産熱・蓄熱する身体づくりを目指しましょう。

 

 

健康に冬を乗り切るために

 

湯船に浸かる

  湯船にはできれば毎日肩まで浸かりましょう。38~40度ぐらいのややぬるめ設定で、10分以上の入浴がオススメです。芯から温まることで湯冷めも起こしにくくなります。

 また、ヒートショック対策で浴室は事前に温めておき、シャワーや湯船との温度差を縮めておきましょう。ヒートショックは、温かい部屋(血圧平常)→寒い脱衣所・浴室(上昇)→熱いお風呂(急降下)の一連の行動で血圧の急降下が起こり、めまいやふらつき、心筋梗塞や脳卒中、その際に失神して転倒といった怪我や死の危険性があります。

 

三首を温める

 首、手首、足首の三首は皮膚が薄く、太い血管が通っているので外気温の影響を受けやすいとされています。体温が逃げて冷えやすい部分ではありますが、逆を言えば温めやすい部分でもあるため、手袋や靴下、マフラーなど防寒グッズを使いましょう。

 他にも内臓を温めることで代謝が上がって血流が良くなるので、腰やお腹にカイロを貼ったりハラマキを巻いたりするのも効果的です。

 

適度な運動

 寒いときに体が震えるのは、体温が下がらないように脳が指令し、筋肉を細かく収縮(いわゆる、ふるえ/シバリング)させることで熱を産生する現象のためです。このふるえ産熱のとおり、筋肉には熱を作る作用もあるので適度な運動は体温上昇にもつながります。特にふくらはぎは第二の心臓と呼ばれるほどの血液のポンプ作用をもち、筋肉によって温められた血液を全身に運ぶことができます。

 適度な運動といえば、週2回・30分以上の少し息が上がるような運動、またはいつもより10分以上長く身体を動かすことが推奨されています。しかし、寒い日々が続く冬場であれば日常的な動作に少し負荷をかける行動をした方が良いでしょう。たとえば、エレベーターやエスカレーターの使用を控えて階段で移動したりと「ちょっときつい」ぐらいの感覚が目安です。

 

温まる飲み物を飲む

 冷たい飲み物を飲むと身体が冷えてしまうのは皆さんお分かりかと思われますが、だからといってとにかく温かい飲み物を飲んでいれば大丈夫というわけでもありません。飲み物でオススメなのは白湯、生姜が使用されたもの、ココア・ルイボスティーなどカフェインが少ないものです。

 コーヒーや緑茶にはカフェインが含まれているため、少量であれば血行改善の効果に期待できても、多く摂取してしまうとかえって自律神経が乱れて冷えやすくなってしまうのです。また、カフェインには利尿作用があり、排尿で体温が下がってしまうので避けた方が良いでしょう。冬場は汗をかくことが少なく余分な水分は尿で排出することになり、寒さで膀胱が縮むと脳に指令がいくため、よりトイレが近くなる傾向があります。

 同様にお酒を飲むとアルコールによって血管が拡張されて体温が上がりますが、アルコールには抗利尿ホルモンの分泌を抑える作用があり、中でもビールは水分・アルコール・カリウムの利尿作用相乗効果でトイレが近くなるので排尿で体温が下がってしまいます。ホップが使われるビールや、カフェインを含む緑茶やコーラで割ったお酒は避け、日本酒やブランデーをホットにして適度な飲酒を心掛けましょう。

 

この他にも体を冷やしてしまう食べ物を避けてバランスの良い食事するなど、寒さ対策はたくさんあるので、これまでの生活を振り返って足りていないもの、できるものから試すのがおすすめです。

 

 

 骨盤LABOでは身体を温めたり、自律神経の乱れを整えるための施術を多く取り揃えており、また生活習慣の改善や運動・ストレッチのアドバイスなども行っております。冷えによって起こった症状や身体のお悩みがある方は是非一度お近くの骨盤LABOまでお越しくださいませ。

 

 

リッチリザルト(付加情報)

この記事の著者

骨盤LABO 院長 三崎 隆治

骨盤LABO 院長

三崎 隆治

2010年 甲賀健康医療専門学校卒業・柔道整復師免許取得

2016年 履正社医療スポーツ専門学校卒業・はり師・きゅう師免許取得

2016年 ほんわか鍼灸整骨院勤務

2017年 株式会社Axis執行役員就任

2018年 骨盤LABO日野店勤務

2018年 骨盤LABO野洲店勤務

2019年 骨盤LABO東雲店勤務

2020年 株式会社Axis取締役就任

現在   骨盤LABO日野店勤務

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