2010年 甲賀健康医療専門学校卒業・柔道整復師免許取得
2016年 履正社医療スポーツ専門学校卒業・はり師・きゅう師免許取得
2016年 ほんわか鍼灸整骨院勤務
2017年 株式会社Axis執行役員就任
2018年 骨盤LABO日野店勤務
2018年 骨盤LABO野洲店勤務
2019年 骨盤LABO東雲店勤務
2020年 株式会社Axis取締役就任
現在 骨盤LABO日野店勤務
2021年3月30日
投稿者:骨盤LABO 院長 三崎隆治
あなたはご自身の姿勢がどう見えているか、鏡を見たり、周りの方から何か言われたりなど意識したことはありますでしょうか。姿勢が悪いというと第一に背中が丸くなった、いわゆる猫背になっていると思い、背筋を正したりしてみるものです。ですが、猫背になっているということは、そこから他にも身体のどこかに異常が生じている可能性がとても高く、見た目だけの問題だと放置してしまうと肩こり・腰痛をはじめとしたさまざまな症状の原因になってしまいます。今回は正しい姿勢・悪い姿勢とその影響についてご紹介いたします。
今回はまず立位での正しい姿勢をご紹介します。まず、かかとをそろえて立ち、手のひらを身体につけたいわゆる「気をつけ」の状態が姿勢を見るときの立ち方です。背面から見た時、そろえたかかとの間から上に真っすぐ一直線に、両ひざの間の中心・お尻のわれ目(殿裂)・背骨(脊柱)・頭頂部の中心の点が並んでいるでしょうか。また側面から見た時、足首にある外くるぶしのやや前・膝のさら(膝蓋骨)横のくぼみ・おしりの横に触れる骨(大腿骨大転子)・肩の骨(肩峰)・耳(外耳口)も一直線上にある状態が正しい姿勢です。
前後・左右ともに重心線に沿って立っている理想的な姿勢であれば、立位保持はふくらはぎの筋肉のわずかな力のみであとは重心の位置と靭帯の緊張によって行われるため、それほど身体に負担をかけることなくできます。実際は風や床振動など外部の環境要因による影響があるので大殿筋、殿筋、背筋なども作用して姿勢を調整しています。
悪い姿勢とは、先ほど挙げた正しい姿勢ではない状態です。重心線上から身体がずれてしまうと身体にかかる重力をうまく流すことができず、ずれた部位をはじめとした筋肉や関節・靭帯などへ余分な負担をかけてしまいます。負担も積み重なれば筋肉は疲労を訴え、関節はすり減ってしまいます。靭帯は伸びたり固まったりすることで、痛みや関節可動域に制限が出たりと症状が現れるのです。さらにこの症状によって疼痛部位をかばったり、制限を受けたりすることで他の部位にも負担がかかり、新たな症状を引き起こす負の連鎖になります。
1.足を怪我した際にかばって歩き方がおかしくなる。
2.治ったころには左右で筋力差が出てしまい、そのまま左右同じ運動量では差が縮まらない。
3.怪我をした方は筋力低下により、していない方と同じ負担を担えないので結局またかばわれてしまう。
このようなことが日常的に起こっている状態です。
姿勢が悪くなる原因は日常的に繰り返される動作や先述した外傷による二次的なものなど複雑であり、連鎖的に悪化した状態ではより判別が難しいものです。今回は例として膝に痛みを抱える方がいるとします。その方は普段スマートフォンなど手元ばかりを見る機会が多いことが原因です。スマートフォンを見ることはおのずと顔が下を向くことになるため、ボウリング球ほどの重さがある頭部を首・肩の筋肉や背筋で支える必要があります。しかし、長時間の支える働きが得意なインナーマッスル(体幹)が弱い方では、代わりに瞬発的な力を発揮する働きが得意なアウターマッスル(力こぶなど表面にある筋肉)が支える働きを担うことになり、本来の働き以上の負担がかかってしまうと筋疲労や筋痛といった症状を引き起こします。
そして頭部が前に倒れると、身体が前のめりにないように背中を丸くしてバランスをとろうとします。そうなると次は身体がのけぞってしまいますので、腰部または股関節部で調節をします。腰部であれば反り腰、側面から見たとき通常ゆるやかなS字カーブを描く脊柱全体がまっすぐ、もしくは弓状に弧を描く高齢者に多い円背です。反り腰も円背も腰部に負担がかかる姿勢なので腰痛の原因になります。この時、胸部では息を取り込むスペースが狭まることで十分に吸えずに呼吸が浅くなったり、腹部では圧迫を受けた内臓の機能低下により消化不良・不快感などの影響が考えられます。
また、腰部や股関節部の調節が起こると骨盤がゆがむことになります。骨盤は上半身と下半身をつなぐ重要な土台部分にあたるため、ここのバランスが崩れるともちろん下半身の股関節・膝や足首などにも大きく影響を及ぼします。特に下半身の関節部では体重の何倍といった上半身以上に負担がかかりやすく、変形性股関節症や変形性膝関節症といった関節がすり減って痛みを起こし、歩行が難しくなると関節を支える筋力が低下するため負担が大きくなる悪循環が生まれてしまうのです。これが膝に痛みを抱える方の姿勢の悪さから起きた原因の一例です。
膝が痛くなった原因がスマートフォンを見る姿勢が悪いことだ、とは最初はいまいち話がつながらないと思います。ですが、先述した下を向く姿勢を続けて一部分のバランスが崩れることで、連鎖的に体全体のバランスも崩れると姿勢が悪くなるだけでなく、一見頭部や首肩と関係のなさそうな膝という部位での症状までも起こることがあるのです。これは手のしびれを訴える方が、合わない靴を履いたことで外反母趾になり、足先から順に足首・膝・股関節・骨盤・脊柱とバランスを崩した結果、頚部での関節のズレになり脊柱管狭窄症を起こしていたから、という可能性も考えられます。こういったものは身体のどの部分からでも起こりうることであるため、原因は同時多発的に発生していてもおかしくありません。
骨盤LABOでは、悪くなった姿勢を骨盤矯正や猫背矯正などでアプローチし、支えるインナーマッスルを鍛えるために楽トレを受けていただくことで正しい姿勢に導きます。一部分でのバランスの崩れで全体も悪化する身体ですが、逆に一部分を正しいバランスに戻してあげることで連鎖的に本来の姿勢を取り戻すことも可能なのです。施術では姿勢分析が無料で受けられますので気になる方は是非一度お近くの店舗までお越しくださいませ。
骨盤LABO 院長
三崎 隆治
2010年 甲賀健康医療専門学校卒業・柔道整復師免許取得
2016年 履正社医療スポーツ専門学校卒業・はり師・きゅう師免許取得
2016年 ほんわか鍼灸整骨院勤務
2017年 株式会社Axis執行役員就任
2018年 骨盤LABO日野店勤務
2018年 骨盤LABO野洲店勤務
2019年 骨盤LABO東雲店勤務
2020年 株式会社Axis取締役就任
現在 骨盤LABO日野店勤務
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