2010年 甲賀健康医療専門学校卒業・柔道整復師免許取得
2016年 履正社医療スポーツ専門学校卒業・はり師・きゅう師免許取得
2016年 ほんわか鍼灸整骨院勤務
2017年 株式会社Axis執行役員就任
2018年 骨盤LABO日野店勤務
2018年 骨盤LABO野洲店勤務
2019年 骨盤LABO東雲店勤務
2020年 株式会社Axis取締役就任
現在 骨盤LABO日野店勤務
2023年12月27日
投稿者:骨盤LABO 院長 三崎隆治
手指は物を握ったり、つまんだり、開け閉めしたり、押したり、ひねったり、支えたりとたくさんの動作をこなすのに必要不可欠です。しかし、中高年にもなると痛みやしびれを伴いやすくなり、次第に手指の動きが悪くなると細かい動きが出来なくなります。
手指を満足に動かせなくなることは、ペットボトルの蓋が開けられない、財布からお札や小銭を取り出しづらい、ドアノブが回せない、洗濯ばさみをつまむのがつらい、包丁など握って行う作業ができないなどの家事や仕事に支障が出るなど、日常生活上で困ることが多くなってしまうのです。また、生活の質(QOL)が下がるだけでなく、関節の変形によって見た目にも影響が出ることで外出や人に会うのが億劫になったりすることで閉じこもり、認知症や鬱、寝たきりなどさらなる病気を引き起こす原因になる可能性もあるので注意が必要です。
今回は手指の痛みとしびれを起こす原因、手指の症状を起こさない、悪化させないための予防対策ケアをご紹介してまいります。
手指に痛み・しびれが起こる原因はまず反復的な繰り返し動作によるものが挙げられます。さらに、妊娠・出産後、中高年の女性に症状があらわれやすいことから、女性ホルモンによる影響もあるとされています。手指は仕事や家事だけでなく日常生活で使わずに一日過ごすのはほぼ不可能なほど動かす部位なので、整形外科を受診される方は腰、膝関節に次いで多いとされています。
手指に限った話ではありませんが、痛みがあると筋肉は硬くなって血管が収縮されることで血行が悪くなり、発痛物質が流されないまま留まってしまいます。血流が滞ることで新たな酸素や栄養が届かなくなり、筋肉が十分に動かせなくなるとさらなる血行不良につながって悪循環を繰り返すことになるのです。また、痛みによるストレスで脳が過剰に反応するようになってしまい、慢性化するほどより痛みに過敏になって些細な刺激でも激痛に感じやすくなる傾向があります。
手指のどこに症状があるのかによって原因が異なるので、下記のセルフチェックでご自身がどれに当てはまるか確認してみましょう。
手指に痛みやしびれが起こる病気はたくさんあります。代表的な病気は以下となります。
手や指の痛みやしびれはさまざまな原因により引き起こされます。原因を見極め、各個人の症状に合わせた適切な治療を行いましょう。
手指の痛みは使い過ぎによる炎症が原因なのがほとんどのため、ほかの関節炎のように安静にしたり、炎症が強い(腫れや熱をもっている状態)時は冷やすなどの対処が必要です。ですが、過度な安静は前述の筋肉が硬くなったり血行不良による悪循環を生みかねないので、痛みが強くない場合は適度に軽く動かすことが推奨されています。動かすことで患部周辺の筋肉を鍛えて関節の負担を減らし、可動域を広げて柔軟性・安定性を上げ、血流がよくなることで痛みや腫れの改善が見込めるのです。
①親指と人差し指の腹をくっつけて3秒キープする
②親指と中指、親指と薬指、親指と小指を①と同様にそれぞれくっつけて3秒キープする
③それぞれ5回ずつ繰り返す
※指をくっつけるときは力を入れすぎないように注意
①テーブルなど平らなところに指を閉じた状態で手のひらをつける
②指と指の間をできるだけ開き、6秒キープする
③①~②を10回繰り返す
①テーブルなど平らなところに指を軽く開いた状態で手のひらをつける
②反対側の手を指の上にのせ、ゆっくりと押して6秒キープ
③①~②を10回繰り返す
①軽く握りこぶしをつくって4秒キープする
②4指をまっすぐ伸ばし、指の付け根(第三関節)から直角になるように曲げて4秒キープする
③親指を横に伸ばし、4指は第一関節と第二関節を曲げて4秒キープする
④①~③を5回繰り返す
へバーデン結節、ブシャール結節、特に関節リウマチは痛みのほかに関節の変形を招く病気です。関節の変形は不可逆性のため、一度変形してしまうと自然に元に戻るなんてことはありません。だからこそ早期のうちに変形を食い止め、悪化させないように日常生活を過ごすことが重要になってくるのです。
ペットボトルなど蓋を開けるときは手との間に滑り止めシートや市販の蓋を開けやすくするグッズを使用しましょう。シャンプーの際はシャンプーブラシ、お菓子などの袋の開封にはハサミを使用することで手指の負担を減らすことができます。読書やスマホなどはスマホスタンドなどに置くようにして、長時間手に持つことを避けることで尺側変形を予防します。他にも、関節リウマチなど手指を動かしにくい方などの弱い力でも扱える洗濯ばさみや爪切りなど便利グッズが開発されていますので、うまく活用していくことで生活でのちょっとした心身のストレスを減らしていくことも大切です。
手提げかばんなどの手荷物は握り動作になるのでできるだけ避けましょう。手で持つのではなく体で支えられる肩掛けカバンやリュックなどが望ましいとされます。ですが、肩掛けカバンでは左右どちらかに偏りがちになり、腰痛などのリスクにつながるので注意が必要です。リュックも荷物が重いと同様に肩や腰に負担がかかるため、持ち歩く荷物を減らしたり、キャリーケースを使用するなど場面に合ったものを選びましょう。
布団から起き上がるとき、椅子から立ち上がるときなど何気なく手をつくことがありますが、体重がかかるため手指や手首が負担がかかってしまいます。そのため、手をつきたい場合は肘をついて前腕全体で支えるようにしましょう。
フライパンや食器などを持つときは片手で持つのではなく、両手で支えるように持ちましょう。重い荷物は可能であれば小分けにして複数回に分けて運んだり、道具を使うことで負担を減らすようにします。指ではなく手全体で使う、片手ではなく両手を使う、手だけでなく体全体を使う、といったように患部への負担を減らす意識が必要です。
参考文献:文響社 手指の痛み・しびれ・はれ・変形 自力でよくなる! 名医が教える最新1分体操大全
骨盤LABOでは手指の痛みを改善する電気療法、マッサージでの血行改善などをご提案しております。また、手指の痛みやしびれの原因には首の骨(頸椎)の異常によるもの、脳血管疾患によるものもございます。原因が何かわからない、症状を改善したいなど気になる方は是非一度お近くの骨盤LABOまでお越しくださいませ。
骨盤LABO 院長
三崎 隆治
2010年 甲賀健康医療専門学校卒業・柔道整復師免許取得
2016年 履正社医療スポーツ専門学校卒業・はり師・きゅう師免許取得
2016年 ほんわか鍼灸整骨院勤務
2017年 株式会社Axis執行役員就任
2018年 骨盤LABO日野店勤務
2018年 骨盤LABO野洲店勤務
2019年 骨盤LABO東雲店勤務
2020年 株式会社Axis取締役就任
現在 骨盤LABO日野店勤務
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