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主婦の天敵! 手首や指の痛み・しびれを起こす病態をご紹介

2020年7月07日

 

正中神経と尺骨神経の感覚障害の部位

 

何かを握って持ち上げようとしたとき、お箸が持ちにくいなど、何かの拍子に手首や指に痛みを感じたことはないでしょうか。手首には2つの神経と5本の指を細やかに動かすために多くの腱が通っています。しかし手の使い過ぎや外傷後、手首の変形(骨が出っ張ってきた、ふくらみがある)などによって、神経や腱が圧迫・牽引されると症状が現れます。痛みのほかにしびれ感を伴っていると手指につながる神経が圧迫を受けているかもしれません。今回は2つの神経が障害されたときにおこる病態をご紹介します。

 

 

正中神経と尺骨神経

 

手首には筋肉を動かす指令を伝達するほかに、手の感覚を脳に伝える役割をもおつ神経が2つあります。主に手のひらから親指・人さし指・中指・薬指の半分の感覚を支配領域とする正中神経と、同じく手のひらから薬指のもう半分と小指の感覚を支配領域にもつ尺骨神経です。そのため、どの指が痛みやしびれ・感覚障害が起きているかによってアプローチする神経が異なります。また今回は触れませんが、手の甲側を支配する橈骨神経や、手根部より体幹に近い肘部で障害を受けた尺骨神経、首や肩部分で神経障害を受けた際も似通った症状が現れる場合があります。

 

 

手根管症候群

 

手の使い過ぎ、腱鞘炎、手首(橈骨や手根骨)の骨折後の変形、ガングリオン(ゼリー状の物質によって皮膚が豆粒大~500円玉大の膨隆がある状態)といったことにより、手根管に狭窄が起こると中を通る正中神経が圧迫・牽引されて痛みやしびれが生じます。発症する9割が女性といわれ、中でも妊娠出産期や閉経期の方に多いとされています。

 

・手根管症候群の症状

親指から薬指の半分のしびれや痛み。夜間や早朝に症状が強くなりやすく、日中でも自転車に乗る・つり革につかまるなどの特定の動作でも起こりやすい。指の感覚が鈍くなることでボタンをかける動作、物をつかむような細かい動作が難しくなる。さらに症状の進行で親指の付け根の筋肉(母指球筋)が衰えると、親指と人差し指でOKサインを作っても円にならずに楕円になってしまう。猿手とよばれる特有の変形を起こすこともある。

 

・検査所見

1.手のひら側が伸びるように手首を曲げ、両方の手を合掌した状態で1分間保持する。症状が悪化したら陽性とする。(逆ファーレンテスト/手関節背屈テスト)

2.手首を内側に曲げて手の甲同士を合わせ、1分間保持する。症状が悪化したら陽性とする。(ファーレンテスト/手関節掌屈テスト)

3.OKサインをした際に親指と人差し指でつくった輪が円にならず、楕円になる。

4.正中神経圧迫テスト

5.ティネル徴候

 

 

ギヨン管症候群(尺骨管症候群)

 

手根管症候群と同様に手の使い過ぎや骨折後の変形、ガングリオンなどが原因でギヨン管(尺骨管)内を通る尺骨神経が障害を受けることで、小指や薬指の半分がしびれや痛みを伴います。ガングリオンによるものが多く、ほかには職業性のケースなどがみられる。

 

・ギヨン管症候群(尺骨管症候群)の症状

小指や薬指の半分のしびれや痛み。指が曲げづらい、手の筋力低下や鷲手(鉤爪)変形などがある。また尺骨神経の障害による麻痺は感覚障害や運動麻痺などの組み合わせによって4パターンに分かれる。ガングリオンは若い女性に好発し、ゼリー状の粘液物質が腫瘤を形成するが基本的には無害。腫瘤が大きくなり、周辺の神経や腱を圧迫することで自覚することも少なくない。3~4割は自然消滅するといわれている。

 

・検査所見

1.ティネル徴候

2.フロマン徴候

3.ガングリオンの有無

 

 

痛み・しびれを重症化させないために早期の治療を

手根管症候群、ギヨン管症候群ともに手の使い過ぎによるケースが多いため、痛みの出る動作を控えるなどを安静にすることで改善が見込まれています。しかし、安静や薬物療法でも改善が見られない、悪化していく場合は神経や腱を圧迫している原因の除去のために手術が必要になってしまいます。早期からの治療で症状の改善が可能ですので、一時の我慢と済ませないことが重要になってくるのです。

 

骨盤LABOではハイボルトによる電気療法によって痛みやしびれを緩和する施術を行っております。また負担のかかりにくい姿勢や注意点など日常生活でのアドバイスも行っておりますので、気になる方はお近くの店舗までお気軽にお問い合わせくださいませ。