カラダコラム
あなたの肩こりはどこから?考えられる原因をご紹介
2020年6月23日

日常生活の中でも最も身近で、誰もが一度は経験したことがあるのが肩こり。肩周辺にこりや張り、こわばり、重だるさ、痛みなどを感じることを肩こりといいます。僧帽筋や肩甲挙筋といった筋肉が何らかの原因で持続的な筋緊張や血行不良になると、上記のような症状を起こします。肩こり自体はマッサージや薬の服用によって解消されるため、問題視されることは少ないですが、肩こりは症状であって原因ではありません。原因を対処しない限りは何度も肩こりを繰り返すことになり、痛みがストレスとなって新たな症状を引き起こす場合もあるのです。
肩こりの原因
下記の原因は一例になります。過労や姿勢異常、心身症などは、職業性によって連鎖的に起こりやすいとされます。またまれに、心循環器系や消化器系の疾患からの関連痛によるものもあるため、ただの肩こりと片付けるのは危険なものもあります。
1.過労
運動など、肩の使い過ぎによるもの。
2.姿勢異常
猫背やストレートネック(スマホ首)など。
3.肩関節周囲炎
いわゆる五十肩(四十肩)など。
4.頭痛
緊張性頭痛や高血圧など。
5.頸肩腕症候群
デスクワークなど長時間の同じ姿勢をとった際のもの。胸郭出口症候群など。
6.頸椎の疾患
変形性頚椎症、椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症、頸椎狭窄症など。
7.心身症
抑うつ状態など。ストレス。
8.腫瘍
頚髄腫瘍、後頭蓋窩腫瘍など。
9.心循環器系疾患
虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞、動脈硬化など)
10.消化器系疾患
胆石症、膵炎など
11.眼科・耳鼻科的疾患
眼精疲労など。
肩こりの原因治療をしないとどうなる?
頸椎の疾患や胸郭出口症候群といったものは神経を絞扼する場合があり、肩こりのほかにしびれや感覚異常といった神経症状を伴います。肩こりによる筋肉の過緊張や血流不足は神経症状などの痛みを増悪させる要因でもあるので、放置をして慢性化しがちになります。
骨盤LABOでは骨盤矯正や猫背矯正など、姿勢を改善することで根本から肩こりを起こさない施術を行っております。仕事柄、デスクワークをやめることはできないといった場合でも、施術と並行して業務中の姿勢を意識していただくことで痛みの出にくい身体づくりができます。姿勢や肩こりが気になる方は、お気軽にお近くの骨盤LABO店舗までご来院、お問合せくださいませ。
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